お役立ちコラム

車のオイル上がりと下がりそれぞれの症状と原因・対処法

2021.08.18

 

エンジントラブルで耳にする「オイル上がり」「オイル下がり」ですが、車に詳しくない人にはいったい何のことかわかりにくいですよね。

走行している車で、エンジンの異音や白煙が上がっている場合の原因の一つなのですが、ここでは、オイル上がり・下がりのそれぞれの現象や原因、その対処法についてお話ししましょう。

車のオイル上がりと下がりそれぞれの症状と原因・対処法

車のオイル上がりとはどんな現象?

オイル上がりは文字通り、オイルが下から上に上がってしまっている状態を指しています。

簡単に言うと、エンジンオイルがピストンやシリンダーをすり抜けて燃焼室に入ってしまう現象です。

オイル上がりが続いた状態で運転をしていると、マフラーから白い煙が出るようになり、オイルの減りが早くなります。

オイル上がりが起こる原因は

本来、エンジンオイルはピストンとシリンダーの機密を保っているものなので、燃焼室に入って燃えるということはありません。

ですが、ピストンリングが摩耗・シリンダーに細かな傷があるなどの原因で、オイルが燃焼室に入り込んでしまうのです。

マフラーから白い煙が出ているのは、燃焼室に入ってしまったエンジンオイルが燃えているから。

もちろん火が出るということはありませんが、エンジンオイルが燃焼室に入ることは車にとって大きな負担となるのです。

エンジンオイルは使い続けていると劣化します。

この劣化がピストンリングの摩耗を起こしやすくなります。

定期的なメンテナンスを行っていない車の場合も、オイル上がりが起こりやすい原因になります。

車のオイル下がりとはどんな現象?

オイル下がりは、オイルが上から下に下がってしまう状態です。

吸気・排気バルブからエンジンオイルが燃焼室に入り込んでしまう現象で、エンジンをかけたときに白い煙が出るのが特徴です。

煙はオイル上がりほどひどくないので、なかなか見つけにくいのですが、エンジンをかけたときに限定してチェックするとわかりやすいでしょう。

オイル下がりが起こる原因は

オイル下がりは、吸気・排気バルブにある「バルブシール」の劣化が原因で起こります。

バルブシールは熱に弱く、劣化するとストッパーの役割がうまく果たせなくなるのです。

できてしまった隙間にエンジンオイルがすり抜け、燃焼室に入り込んでしまいオイル下がりが起こる原因といえるでしょう。

オイル上がり・下がりの対処法

オイル上がり:下がりの対処法はどちらも共通しているのでここで紹介しましょう。

定期的にメンテナンスを行う

エンジンオイルは使っていくうちに劣化しますから、定期的に交換することが大切です。

それによって、オイルの劣化だけでなくパーツの摩耗や変形を防ぐことも可能です。

さらに定期的なメンテナンスによって、パーツやフィルターの交換もできるので、オイル上がりや下がりが起こる前の予防策としても有効です。

さらにエンジンオイルは車を動かしていなくても劣化しますから、車に乗らないからといってメンテナンスを行わない、ということがないようにしましょう。

エンジンオイルの粘度を硬くする

エンジンオイルが劣化、またはパーツの変形や摩耗などでオイル上がりや下がりが起こっている場合、粘度の硬いエンジンオイルを新しく補充することで予防できるケースがあります。

エンジンオイルの粘度は、容器の表面にその粘度が記載されており、数字が大きいほど粘度が高いことをして示しています。

ただし、車によって使用できるオイルの粘度が決められていることもあるので、単に粘度の高いオイルを補充すればいいということではありません。

自分で判断できない場合にはディーラーに相談するのも有効です。

市販の添加剤を試してみる

軽度のオイル上がりや下がりであれば、市販の添加剤を試すことで、状態が落ち着くこともあります。

添加剤は、いくつかの作用があって、エンジンオイルの粘度を硬くするものや、変形したバルブシールを元の状態に戻す・燃費の復旧作用を持つものなど、種類がわかれています。

ですがこれはあくまで、オイル上がりや下がりが軽度な場合に限られます。

添加剤自体に、オイルの劣化を戻す作用やひどい状態のパーツを修復する働きはありませんので、状況を見極めてから使うことがおすすめです。

エンジンオイルのトラブルその他

オイル上がりや下がりだけでなく、エンジンオイルのトラブルはほかにもあります。

 

簡単にお話ししましょう。

オイルが少なくなりすぎると、オーバーヒートを起こす可能性があります。

最悪の場合、エンジンが動かなくなり、全交換が必要なケースもあるのです。

オイル漏れもエンジンの焼き付きや、発火というトラブルの原因になるので、注意が必要です。

また、異音の発生もエンジンオイルのトラブルが関係していることがあるので、早めの点検が大切です。

まとめ

エンジンオイル上がりや下がりは、気づいたときには状態が悪くなっているケースがほとんどです。

早めに気づいた場合に限り、自分で修復することはできますが、実際のところ、見つけた状態が軽度なのかそうでないのかを見極めるのはかなり難しいといえるでしょう。

プロの業者にお願いすると費用が高くつくからといって、自分の判断で修復をしてしまうと、結果的に状況が改善されておらず、手が付けられない状態になってしまったということも耳にしています。

大切な車を長く良い状態で使うには、定期的なメンテナンスと、異常を感じた場合にすみやかにプロに相談する、この2つが速やかにできていれば、大きなトラブルを未然に防ぐことができるのではないでしょうか。

 

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